有名識者「石丸構文？逃げ上手なだけ。相手の格を見定めつつ馬鹿にしながら議論をズラす小汚いやり口なんて古い政治家そっくり」

■「で、結局あの人は何がしたいの？」番組共演者が明かす、石丸伸二氏に覚えた「強烈な虚しさ」

都知事選では得票数2位と大躍進。しかしそこから一転、各メディアが実施した敗戦後のインタビューが物議を醸した。質問を質問で返す、枝葉末節を気にしてなかなか質問に答えない――いわゆる“石丸構文”を連発したのだ。

発端は「いま一番危惧しているのは人口減少」と語る、石丸氏へのシンプルな質問だった。この日共演していた元参院議員の田嶋陽子氏が「どういう具体的なことを考えていらっしゃいますか？」と問うた。

「番組では他の共演者たちも手を替え品を替え質問していたけど、具体的な話はついに彼の口から出てこなかったよね。編集でカットされているとか、そういったことも一切ないですから。 結局、都知事選のときと一緒。石丸さんが掲げていた『政治再建』『都市開発』『産業創出』という3つの公約だって、どれも茫漠としていて具体案は何も書かれていなかった。『で、何がしたいの？』って感じだったじゃないですか。

さらに、田嶋氏はいま話題の石丸構文に対しても辛辣だ。 「『構文』だなんて、きっと思いやりのある人が名付けてくれたんでしょう。でもはっきり言っちゃうと、ただ逃げ上手なだけ。相手を馬鹿にしながら議論をズラすっていうのがまた小汚いやり口でね。相手の格を見定めながら、のらりくらりと質問をかわす様子なんて、古い政治家そっくり！」