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7年前、道を違えてしまった5人のトップアイドル。グループへの愛着が一際強かった最年少メンバーはこのほど、因縁の局で雪解けのドラマ出演が決まったという。彼らの道が再び交わることを願いながら鬼籍に入った恩人へと捧げる再生の序章。その内幕を詳報する。
香取慎吾(47才)が“あの”フジテレビに帰ってくる──来年1月期から始まる同局の連続ドラマに主演することが、内定したというのだ。
「香取さんがフジの連ドラで主演を務めるのは、2014年の『SMOKING GUN~決定的証拠~』以来、10年半ぶり。レギュラー番組を持つのは、2018年に放送が終了した『おじゃMAP!!』以来、約7年ぶりのことです」(フジテレビ関係者)
もともと、香取にとってフジは最も縁の深いテレビ局だった。主演ドラマは『SMOKING~』のほか、『ドク』『人にやさしく』『西遊記』『薔薇のない花屋』など、スペシャルドラマを含めれば10本近くになる。バラエティー番組でも、約20年続いた『SMAP×SMAP』(以下、スマスマ)、「慎吾ママ」がブレークした『サタ☆スマ』などで活躍してきた。
しかし、前出の関係者は「ただ、あの一件以来、距離ができていました……」と肩を落とす。あの一件とは、2016年1月、いまもファンたちの間で“公開処刑”と語り継がれる『スマスマ』での謝罪中継である。
「香取さんらメンバー5人は揃って黒いスーツに身を包み、解散騒動を起こした責任を取る形で、視聴者に謝罪しました。その際、草なぎ剛さんが“木村くんが謝罪の機会を作ってくれた”と語り、独立したかった4人と反対した木村拓哉さんという構図が明らかになったのです」(芸能関係者)
結局、その後もメンバー間の溝は埋まることなく、同年末にグループは解散。そして翌2017年9月、香取は稲垣吾郎、草なぎと共に「新しい地図」を立ち上げたのだった。
「一時は地上波のテレビと距離のあった香取さんですが、2022年から『新しい地図』のメンバー3人で『ワルイコあつまれ』(NHK)にレギュラー出演。ドラマでは2021年1月期に『アノニマス~警視庁“指殺人”対策室~』(テレビ東京系)で5年ぶりの民放連ドラ主演を果たしています」(前出・芸能関係者)
4年ぶりの連続ドラマは極秘で企画が進められており、共演者もこれから調整する予定だというが、香取はいったいどんな役柄を演じるのか。
「仮タイトルは『ニュー・ダッド』。実は、世の中のおじさんに焦点をあてた同名のエッセイがあり、それが原作となるのではないかといわれています。おっさんという存在を新しく見つめ直すというコンセプトで、コミカルな内容も多く、かつて『慎吾ママ』を演じ、いまも『ワルイコあつまれ』で実験的な演技を見せる香取さんにぴったり。新しい地図ならぬ、“新しいおっさん”の姿を見せてくれるかもしれません」(前出・フジテレビ関係者)
香取が因縁のフジへ舞い戻ることで、俄然、機運が高まるのが「SMAP再結成」だ。
「SMAP復活へのモチベーションが最も高いといわれているのはフジですからね。香取さんの連ドラ復帰を再結成への布石とみる向きもあるでしょう」(別の芸能関係者)
オンエアではカットされた
今年2月には長年『スマスマ』や『笑っていいとも!』など、SMAPと縁の深い番組を担当してきた名物プロデューサー・黒木彰一さん(享年54)が亡くなった。白血病で2年前から入院生活を送っていた黒木さんの悲願が、「いつか『スマスマ』の特番を5人が再び集まる形でやりたい」だった。
黒木さんと親交の深かった芸能事務所「タイタン」の太田光代社長も生前、彼のそんな思いに触れていたという。7月10日発売の『文藝春秋』の連載で太田氏は《SMAPにはドリフターズのように、年齢を重ねてもエンタメのど真ん中で活躍してほしい》と2人で盛り上がったエピソードを明かした。
「黒木さんが亡くなる直前に香取さん、中居正広さん、草なぎさんは3人で、木村さん、稲垣さんは1人で黒木さんの見舞いに行っています。彼らも恩人から直接“遺志”を聞かされていた可能性はあるでしょう」(前出・別の芸能関係者)
アホ記事にもほどがある
迷走しまくりの人生
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