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和田アキ子、ボクシング女子の性別問題にコメント「IOCが認めているなら文句の言いようが…」
歌手和田アキ子(74)は10日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜午前11時)に出演。
パリオリンピック(五輪)ボクシング女子66キロ級で、性別を巡る騒動の渦中にあったイマネ・ヘリフ(25=アルジェリア)が金メダルを獲得したことについてコメントした。
ヘリフは9日(日本時間10日)の決勝で、昨年の世界選手権女王、中国の楊柳(32=ヤン・リウ)に5-0の判定勝ちで金メダルを獲得。
ただここに至るまでは、国際ボクシング協会(IBA)側が、ヘリフについてテストステロン値が男性並みに高いとして「男性」と断言する一方、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は「女性として生まれ育ち、パスポートも女性と記されている」と反論し、出場には問題がないとするなど混乱が続いた。
ヘリフは金メダリストとしての会見で「彼ら(IBA)は私を憎んでいるようだけど、この金メダルで1つのメッセージは出せた」「私への攻撃があったからこそ、この成功は特別なものになった」と強調した。
和田は、自身がベッドから落下して肋骨(ろっこつ)にひびが入った経験を話した際「病院に行ったら、『これは、若い、やせた男性に多いんですけどね』って。先生、私が女だってこと、分かりますよねと言った(ことがある)」と口にした後、「今回、オリンピックのボクシングで、すごく物議を醸しているじゃないですか」と切り出した。
ヘリフと、同様の環境に置かれている女子57キロ級の林郁■(リン・ユーティン=台湾)について「階級は違いますけど、結果、2人とも決勝に進むんだけど、パスポート(の性別)も、IOCが認めているんだったら文句の言いようがないと思う」と指摘した。
ともにパーソナリティーを務めるフリーアナウンサー垣花正は「IOCとしては認めているが、ボクシングの協会は『なんでボクシングがこんなに体重を細かく分けるか。命に関わるから、危険性を鑑みて分けている。そういう中で、男性の可能性があるという選手を出すこと自体に公平性が担保できない』という言い方をされている」と、流れを説明。その上で「(しかしヘリフは)ずっと、女性として生きてきたんですよね」と述べた。
筋が通ってて見ていて気持ちがいい
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