小泉今日子　9月1日に込めた思いについて

女優・小泉今日子（58）がパーソナリティーを務める3日放送のTBSラジオ「サステバ」（土曜後7・30）に出演。「9月1日」について話した。

番組では10代20代の女性が利用できるLINEでの無料相談支援や、24時間365日誰でも無料、匿名で利用できるチャット相談を紹介。

これに対し、小泉は「こういうのも実はなかなか届かないですね、こういうサービスがあるっていうこと。この番組とかで知ってくださる方もいるかもしれないから、これを知った人はそれを頭に入れておいて、困っている人がいたら教えてあげて輪を広げていきたいですね」とコメント。

続けて「生前に樹木希林さんが9月1日をずっと心配していて、夏休みが終わって若い10代の人の自殺率が上がってしまう日だからっていうことで、そういうお話や活動を結構されていて、志半ばだったので也哉子さん(内田也哉子)が引き継いで書籍にしたりとかしていて」「私も毎年9月1日ってずっと意識していて、そういう日にはXなどでその本の表紙をポストしたりとかしているんですけど」と話した。

さらに、「若い人ってまだまだ生まれてからたくさんの時間を過ごしていないから、今まで例えば10年15年見てきた自分の時間が世界になっているからまだ狭いんですよね」とした上で、「だけどその中にいたらそれが世界だから本当にちょっとしたことでも傷ついてしまったりだとか、もうこの世にいたくなくなっちゃうとか、すごく大きなものとして捉えてしまうと思うので、周りの人がちょっと話しかけるだけでも変わるかもしれないし…みんなで気にかけようって毎年思っています」と述べた。