ひろゆき「『R-1』の人たちってなんで面白くないんですか？売れないし…」

お笑いコンビ・令和ロマンが、YouTubeチャンネル『夜な夜な生配信！ひろゆきと有名人に…【質問ゼメナール】』に出演。「ひろゆき」こと西村博之氏から『R-1グランプリ』王者がテレビのバラエティ番組で活躍しづらい理由を聞かれ、高比良くるまが自身の分析を話す一幕があった。んなに面白くないんですか？」と質問が飛んだ。

「ひろゆきさん、それはどういう意味ですか？」と高比良が身を乗り出すと、ひろゆき氏は「『M-1』でうまくいった人ってその後もそれなりに売れていくじゃないですか。でも『R-1』の人たちってあんまり売れないし…」と私見を述べる。

高比良は「（ピン芸人は）完結しちゃってるんですよ芸として。ピン芸って相手を支配して笑わせる芸なんで、意外にイジられの人が少ないんですよ」とコメント。相方の松井ケムリが「会話じゃないんですよ」と補足した。

さらに高比良は、漫才も含めて舞台は客を支配するものだとし、「テレビとの適性が一致していないから、1周目にテレビを回れたときに、司会者から弱者としてイジられなきゃいけないときに、（ピン芸人はキャラや芸が）完成しちゃってるからリアクターとして得意じゃないケースが多い」と分析。

漫才師やコント師の場合は、片方がイジるなどして関係性を見せることができるが、「ピンは隙を見せてたら優勝できないんですよ『R-1』で」「コンペで優勝するってことは笑わせてるわけなんで。テレビっていうある種笑われなきゃいけない場所との相性が悪い」と私見を述べた。

高比良は「見やすいかどうかっていう現代のテレビの流れに反していることが多いってだけですね。その中で全部を破壊して存在できるハリウッドザコシショウさんみたいな人って売れてるじゃないですか」とした。

高比良の意見に、ひろゆき氏は「そうか。笑われると笑わせるはちゃんと違うんですね」と納得し、YouTubeのコメント欄でも「説得力がすごい」「めっちゃわかりやすい」「納得できる」「言語化できるのすごい」と共感の声があがっている。